にゅうすのすっ

「辛坊治郎ズームそこまで言うか」を聞いて呟いてます

6/22:農業の話

6/22、食料の安定供給に関する話でした。農林水産省からの、”カロリーベースで63%が輸入”という発表について、辛坊さんが「国民を脅かしにかかってる典型的なケース」と吠えてたよ。
「このままんじゃ、危機におちいった時に食べるものなくまりますよ~、って話じゃないんだよ!!そもそも、休耕田が埼玉県と同じくらいの大きさ分あって、農業の働き手不足、後継者不足が原因で国内の農業が先細っていて、それでも既得権益者を優遇して新規参入に厳しい状況を放置している、っていう話」と。論点をすり替えてるって事かな。

自分も10年くらい前に就農の可能性を調べた事もあったけど、農業始めるには様々なハードル高すぎて萎えたのを思いだす。
未経験から始めたら3年は無収入、貯金で食いつなぐ事を考えるってのは覚悟するとしても、土地も自分の自由には決められないし(空いてる土地を紹介してもらう感じ。良い土地はまわってこない)、いざ作っても販路も自分で開拓しなきゃならない。農協の世話にならないと始まらないけど、それじゃ他の農家には勝てない。技術も道具も劣ってるし。
業界全体からWelcome感が無いんだよな。後継者不足だから若い人・新しい人に来て欲しい、って、本気で思ってるのかな?って感じる。
農業は自分の中では公共インフラに近いイメージなので、周辺国との有事の際も右往左往する事なく自給で生活できる様に活性化して欲しいと思う。その為に規制緩和したとして、大手資本に価格競争でかき回されてポイの焼け野原は困る。そこは国がうまくバランスとって欲しいところ。今までビジネス的な手が入っていないから、きっと魅力あるビジネスに転換できるチャンスが沢山ありそうな気がするんだよなあ。