にゅうすのすっ

「辛坊治郎ズームそこまで言うか」を聞いて呟いてます

6/23:サウジアラビアとトルコの話

ちょっと戻って6/23のニュース。サウジアラビアムハンマド皇太子がトルコを訪問、悪化した両国関係修復、について。

サウジアラビアムハンマド皇太子指示で行われたのではないか?と世界が思っている、トルコ内サウジアラビア大使館でのサウジアラビア記者殺害事件のせいで、両国の関係は長らく悪化。トルコは激怒りしていた訳ですが、ここにきて関係修復、幕引きと。

辛坊さんの解説としては、背景はトルコの物価上昇、リラ大暴落。日本でもトルコから輸入した製品が激安で買える状況らしく。エルドアン大統領としては、国内をどうにか立て直したい。その為にはサウジのマネーが欲しい。サウジの投資ファンド資産は100兆円くらいあって、日本の国家予算に匹敵!?。それを引っ張りたいエルドアン大統領と、世界的な不名誉なレッテルを打ち消したいムハンマド皇太子の利害一致で、握手となった、との事です。

人1人の命はあっさりと”ちゃら”になっちゃうんですね。新聞記者が殺害される前に、大使館に出向いたら二度と帰れないという様な訴えを動画に上げてた様な記憶もありますが、わかっていてもどうにもできない理不尽さ。。。

このニュースの後、スウェーデンフィンランドNATO加盟申請を承認すると、唯一反対していたトルコが賛成に転じました。バイデン大統領がこれまた関係の悪いサウジにこの後向かってオイル話するらしいし、もうアメリカが裏で画を描いてんじゃないかと疑ってしまう。これはもう自分の勝手な妄想ね。