6/6：いつの間にか貧しい国になっている

ちょっと前にも書いたけど、日本っていつの間にか貧しい国になっちゃったよなあ、って。辛坊さん曰く、40年前タイに行った時屋台で食べたラーメンが10円、30年前に行った時30円、10年前に行ったら300円、今ついに日本と逆転した。昔、外国からタイに行くと、物価も賃金も安くてパラダイス―って感じでみてたのが、今や日本がその頃のタイと同じ様に世界から見られる立場になっちゃったね、と。

グローバル化って外国の価値観に迎合して、価格競争力で勝負する為に賃金の安い外国に企業をどんどんだしちゃって、日本国内の人件費が足をひっぱるってんで日本の給料はあげれなくなって、優秀な人材は海外に好待遇で引き抜かれて、イノベーションを生む環境がなくなり、日本の価値が下がるというスパイラルだそうです。
国内にいると、なんとか生活できてるから気が付かないけど、外国に出ればわかると。

でも、第一生命経済研究所主席エコノミストの永濱利廣さんの考えでは、逆に周囲のアジア諸国より賃金が安くなった事で、共産主義国との取引は、、、と考える国が、今の日本に企業をもってくるのではないか、という見立て。うーん、皮肉効いてる。

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